ある日の合同レッスン、
初見大会をしました。
次回の発表会で連弾をするので、その導入の意味も込めて、初めて見る楽譜で、連弾してもらいました!
連弾ということは、自分の都合でテンポを急に変えたり、ちょっと待って。。が出来ない訳です。そして、自分の音だけでなく相手の音も意識して聴いていかないといけないので、かなり高度です。
でも、弾く曲はジュピターや喜びのうたなど、お馴染みの曲。
わー弾けない!と騒ぎながらも、何回かやっているうちに結構弾けて、すぐ楽しめるくらいまでになりました。そんな中、中学生の生徒などは、読譜力がしっかりついていて、よろよろしている小学生をしっかり支えて弾いていて頼もしかったです。でも、その子も小学生の頃は、複雑な和音が出てくるとお手上げで、苦労しながら一緒に譜読みしていたのを思い出します。
毎週、黒河好子さんの初見のテキストをやって、毎月聴音などもやって、レッスンする曲もある程度のスピード感を持ってこなしてくる、ということを何年もやって、ついた力なのだと思います。
大きくなると部活に受験に忙しくなりますが、その時期に譜読みに苦労しないところまで成長していると、ピアノが息抜きになって続けていけるのだとおもいます。
なんでも結果を早く求められる時代ですが、時間をかけてじっくり力をつけてくれている生徒達を、私もゆっくり見守って、応援したいと思います(^^)